1956年にドイツ・ベルリンにて成立したポラテストによる両眼視機能検査です。
現在においては、その理論の難解さ設備の問題等も含め、実務家が非常に少なくなっています。(眼鏡技術者全体の1割未満といっても過言ではありません)
近年では検査環境・設備に対する意識が希薄であり、そもそもの環境整備・知識習得がなされないままに「両眼視機能検査」を喧伝する店が増大しています。
例えば、遠用眼鏡の装用に際し、それらを再現する検査が1m程度の省スペース検眼機で計測されたものであれば、それは全く違う次元で計測されたメガネは論外と言えます。
当施設では、検査に対する不確実要素を極限まで排除し、忠実に検査を行っております。
ドイツ式のメリットは、装用者の視機能由来と思われる「主訴」に対し、方策・方略が実装すべき度数として出てくる事だと考えます。
中心窩両眼視を目的とする視線異常の完全補正並び、それに伴う両眼視機能の向上は、装用者の視機能不良を軽減し、本来持っている資源を最大限に活用する物です。
視線異常の早期補正は将来の両眼の不一致対応を防ぎ、不一致対応に対する補正は、他眼優位の不都合な両眼視状態を緩和します。
これらのメリットは眼鏡を掛ける方の全てにとって有利な方策であると確信しています。
特に、下記のリストに当てはまる項目がある方は、補正を急がれることをおすすめします。
両眼視機能の不良による問題
チェックを入れてください。
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